わかりやすい子宮がん・卵巣がんの話

卵巣がんとは

卵巣には良性・悪性(がん)のさまざまな腫瘍ができます。

また、卵巣はいろいろな成分で構成されているので、腫瘍がどこに発生したかによって、その腫瘍の性質が異なってきます。

そして、このことが卵巣がんの早期発見や診断を難しくしている理由の1つでもあります。

卵巣がんは、発生する組織によって、表層上皮性腫瘍、胚細胞腫瘍、性索間質性腫瘍、その他の腫瘍の4種類に分けられます。

それぞれの卵巣がんについて、説明していきたいと思います。


表層上皮性腫瘍とは、表層上皮が内部にとり込まれて封入嚢胞になり、腫瘍になったもののことをいいます。

卵巣腫瘍の約70%が、この表層上皮性腫瘍です。

この腫瘍が悪性化すると、がん化すると考えられています。


次に、胚細胞腫瘍とは、卵細胞から発生する腫瘍のことです。

この胚細胞腫瘍は、20歳前後の人によくみられるのが特徴です。


そして、性索間質性腫瘍とは、ホルモンを産生する細胞から発生する腫瘍のことです。

ただし、ホルモンを産生しない細胞から発生する性索間質性腫瘍もあります。


最後に、どこで発生したのかわからないがんや、ほかの臓器から転移してきた転移性がんなどを、「その他のがん」とよんでいます。

転移性がんで最も多いのは、胃がんや直腸がん、乳がんなどから転移してきたがんで、両側の卵巣に転移することが多いようです。

 

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